

くらびとのうた
酒造りの工程と、蔵人たちの四季を写真で綴っています。
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ご飯を炊く前に米を研ぐのと同じように、精白された白米に残っている糠を水で洗い落とします。米を傷つけてはならないので、優しく洗ってすばやく糠を取る。
次に米粒の中心まで水を適度に吸収させる。多すぎても少なすぎてもいけない。米を水に浸した瞬間から米の吸水は始まり、精米歩合が高いほど秒単位での判断を求められる。
彼が片手に持っているのはストップウオッチであり、水切りのタイミングを静かに待っている。
洗米・浸漬
夜も明けきらぬ早朝からの重労働である。甑と呼ばれる巨大な蒸篭によって約一時間かけて米を蒸し、立ち上がる蒸気と格闘しながら放令機に投入する。さながら熱い雪かきといった感じであり、屈強な男でなければ釜屋はつとまらない。
釜場には蒸気とともに甘い米の香りが立ち込める。
蒸し取り
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其の壱